商店建築 2022 Jun
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新宿横丁 設計/テンワス 撮影/高木康広
新宿横丁 設計/テンワス 撮影/高木康広

いつも商店建築をご愛読いただき誠にありがとうございます。
今日は何かを始めるのに最適、という吉日「一粒万倍日」にあたるそうです。
この日に始めたことは、やがて大きな成果を上げると考えられているのだとか。
それでは、そんな良き日に発売した「商店建築2022年6月号」をご案内いたします。

商店建築2022年6月号
商店建築6月号
5月27日発売
定価:2,358円(税込)
商店建築2022年6月号 NEW

■6月号の目玉は、特集〈オールデイで多用途な「食堂」で集客しよう!〉です。近年盛り上がりを見せる、フードホールや横丁といった複合型の飲食店を取材しました。こうした飲食店は、非日常性よりも「日常の延長」であることが魅力的で、「現代の食堂」と言えるでしょう。ランチ、カフェ、ディナー、バー、居酒屋と、一日を通して多様な用途で使うことができるのも大きな魅力です。東京・日本橋兜町に生まれた「カビート」は、デザイン性の高い空間と親しみやすい屋台村のような構成を巧みに融合させた驚きの店舗です。新宿に開業した横丁や、大阪に開業したバル横丁は、街を行き交う人々が気軽に立ち寄るにぎわいの空間です。豊富な写真と詳細な平面図で、複合型飲食店の設計ポイントをお伝えします。
■業種特集は「プロダクトショップ」。テーマは、「クラフト感とストーリーを伝える空間デザイン」です。調理器具や文具、タオル、扇子など、さまざまなプロダクトの専門店を掲載します。どの店舗も、見やすい商品の陳列構成という工夫だけでなく、その商品がつくられた背景やブランドの理念までも伝えるような空間デザインとなっています。モノの背景をどのようにして伝えるか。その視点からじっくりご覧ください。
■特集「祈りの空間」では、葬儀場、納骨堂、寺院のデザインを掲載しました。設計者に求められるのは、非日常の崇高な空間演出と同時に、いかにして弔いにふさわしい静謐さを生み出すかという点です。特別な空間にこそ求められるバランス感覚はどのように表現されているのか、ぜひ誌面でお確かめください。

オールデイで多用途な「食堂」で集客しよう!
オールデイで多用途な「食堂」で集客しよう!
いま、全国各地で「フードホール」や「横丁」などの、複合型飲食店がつくられています。一体なぜ複合型飲食店が求められるのでしょうか。お客の視点で考えると、複数人で来てもそれぞれ好きな店舗の料理を注文できることがまず挙げられます。自ずと店内が広くなるため、適度な「放っておかれ感」があるのも魅力でしょう。お店の立場からは、どこかのお店がにぎわって共用部に人が集まると、複数並んだ店舗どれもが人気店に見える、ということも言えそうです。集まって食事をすることがはばかられたコロナ禍。食の空間は、ますます先鋭化しています。その最先端のデザインは、ぜひ誌面でお確かめください。(KABEAT 日本生産者食堂 設計/エイジ 撮影/ナカサ&パートナーズ)
クラフト感とストーリーを伝えるプロダクトショップ
クラフト感とストーリーを伝えるプロダクトショップ
ネットショッピングの普及に伴い、物販店は、その在り方を問われるようになりました。「ものが売れない時代」と言われて久しい現在、それでも「行きたい」、「買いたい」と思わせる店舗とは、どんな空間でしょう。ものも情報もあふれる現在、「どこでつくられたか」「誰がおすすめしているか」「どのように入手したか」までもが商品の価値として扱われます。旅先で訪れた工房で、職人から直接買う器には、ネットショッピングで購入する器にはない価値が宿ります。「プロダクトショップ特集」では、商品と空間の関係性はどうデザインできるのかに着目して取材をしました。(VERMICULAR HOUSE 設計/LINE 撮影/高山幸三)
祈りの空間
祈りの空間
最後の別れの場となる納骨堂や葬儀場には、どうしてもネガティブな印象が付きまといます。そうした空間において、デザインにできることとはなんでしょうか。素材使いによって「祈りの場」として求められる静謐さや崇高さを表現した空間、カフェやフラワーショップを併設することで日常の中で利用してもらい、開かれた場にしようとする試みなど、さまざまな開き方/閉じ方の施設を紹介します。高齢化がますます進行する現代日本において、「祈りの空間」はどんな場であるべきでしょうか。(TERASU GYOKUSENIN 設計/アッカ 撮影/ナカサ&パートナーズ)
REPORT/メゾン・エ・オブジェ
REPORT/メゾン・エ・オブジェ
年に2回、フランス・パリで開催される、インテリアとライフスタイルの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」。53カ国1811ブランドが出展し、会期の五日間で5万1656人が訪れた、世界が注目する一大イベントの模様をレポート記事で紹介します。「自然」をテーマにしたライフスタイルの提案、コロナ禍において変化を迫られたオフィス家具、注目の日本人クリエイターがピックアップされたコーナーなど、撮り下ろしの写真と、フランス在住ジャーナリスト浦田薫さんのレポートでお届けします。

『Commercial Space Lighting』オンラインイベント見逃し配信中

https://youtu.be/MVirNGaOYV4

5月25日に開催された増刊『Commercial Space Lighting』のオンラインイベントを見逃し
配信しています。ゲストは、八島哲也さん(ワイ・エス・エム)。特注照明などの制作を
手掛けると共に、自社ブランド「Y.S.M PRODUCTS」を展開する八島さんに、メーカーの
視点だからこそ見えてくる、特注照明のデザインのポイントについてお伺いしました。
是非、ご覧ください!

商店建築定期購読
近日発売
Ryutaro Matsuura Ryutaro Matsuura

5,500円(税込) 2022年6月6日発売

「焦点を発見し、未来にひらかれた空間をつくる」をコンセプトに、デザインチーム「乃村工藝社 RENS」を率いる松浦竜太郎氏。これまで手掛けてきた空間の業態は、飲?店やブティック、ホテル、商業施設、ミュージアムなど多岐にわたり、近年では活躍の場を海外にも広げています。それらの空間を写真や図面で紹介すると共に、松浦氏の「デザインを通して未来や社会を明るくしていく」という思想を表現した一冊です。
MAGAZINE
WORK, HOME and GREEN WORK, HOME and GREEN

3,300円(税込)

新たなワークスタイルの具現化にグリーンデザインで寄与する緑演舎が手掛けてきた、さまざま事例を通し、魅力あるグリーンの在り方を探ります。さらに、職住一体が進むいま、グリーンがもたらすワークスタイルとライフスタイルの理想的な関係も紹介します。
MAGAZINE
Commercial Space Lighting vol.6 Commercial Space Lighting vol.6

4,070円(税込)

照明計画や特注照明、ファサード、インスタレーションなど、ライティングにまつわる事例について、詳細図など充実した資料と共に、さまざまな角度から切り込みます。第6弾のテーマは、「自然を感じるライティング」。デザインの幅を格段に広げた調光・調色技術の進化を通して、ライティングデザイナーはどのような試みを手掛けているのかを紹介します。ISBN978-4-7858-0354-4
NEXT ISSUE
22年7月号制作中!! 22年7月号制作中!!



■ただいま制作中の7月号では、大特集〈変貌する「下北沢」〉をお届けします。下北沢駅の周辺が整備され、「walkable=歩いて楽しい」な街へと大きく生まれ変わっています。魅力の起点となる商業施設を写真と図面で掲載すると共に、開発を主導する小田急電鉄や京王電鉄にも今後の展望をインタビューします。
■人気の特集〈カフェ&コーヒースタンド〉も、鋭意取材中。注目ブランドのカフェや、街に活気を与えるカフェなど、最新事例をたっぷり掲載します。いま注目を集める「ネオ純喫茶」もレポートします。どうぞお楽しみに。
■特集「グリーン」では、空間に驚きと安らぎをもたらす植栽の使い方を徹底取材します。ボタニカル界の巨匠がプロデュースするガーデンもお見逃しなく。
〈最新のデザイントレンド〉と〈長く使える設計資料〉。それが「月刊 商店建築」です。6月号、7月号も、どうぞお楽しみに!

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