商店建築 2024 Jan
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五島つばき蒸溜所 設計/WANKARASHIN 撮影/大竹央祐
五島つばき蒸溜所 設計/WANKARASHIN 撮影/大竹央祐

いつも商店建築をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。
日ごとに寒さがつのってまいりますが、いかがお過ごしでしょうか。
今年もあと僅か。来る年が一層実り多きものになりますよう、お祈り申し上げます。
それでは本日発売の「商店建築2024年1月号」のご案内をお送りいたします。

商店建築2024年1月号
商店建築1月号
12月28日発売
定価:2,358円(税込)
商店建築2024年1月号 NEW

■特集/「生産現場」を修景し、ブランドストーリーを構築する

現代社会では、「生産の場所」と「消費の場所」が遠く隔てられています。そんな中で、少なくない消費者が、企業やブランドを見る際に「正直で、フェアで、透明性が高いか」という点に注目しています。そうした傾向の中で、空間デザインにおいては「顔の見えるものづくり」が求められるようになりました。そこで1月号では、「生産現場」に注目した特集を組みました。「生産」「販売」「体験」「情報発信」といったプロセスを、切り離された別の場所ではなく、同じ場所で同時に行うという店づくりの試みが増えています。それは、工場や農場といった「生産現場」を社会や顧客に開く試みでもあります。開かれた生産の場所は「表舞台」となり、更には、遠方から人を呼ぶ観光資源にもなりえます。
取材では、全国から、クラフトジンの蒸留所、小豆島のオリーブ畑、牧場、養鶏場、スキンケアブランドの製造工場など、さまざまな「生産現場」を取材しました。これから多くの企業が、こうして生産現場をデザインし、顧客と共にそのブランドストーリーをつくりあげていくでしょう。

■業種特集/レストラン 〜和と洋の飲食空間&飲食フロア環境

今回のレストラン特集では、ジャズライブを楽しめるレストランや居心地の良いピザレストラン、素材感が味わい深い和食店など、多様な飲食空間を掲載します。食の背景となる、素材感とライブ感にあふれた空間デザインの最新事例を取材しました。

■新作
・Kアリーナ横浜
2万人収容の音楽ライブ特化型のホールです。ホテル棟とオフィス棟も合わせて、3棟で一つの街区を形成しています。音楽をテーマにして、にぎわいが街に広がっていくような施設構成です。

・アニヴェルセル表参道(リニューアル)
近年では結婚式場と認識されていた「アニヴェルセル表参道」ですが、本来の「記念日」をテーマにした館にリニューアルされました。4フロアとチャペルを大改装し、結婚式だけでなく、記念日のイベントや企業イベントにも対応する、現代的な空間デザインへと生まれ変わりました。

特集/生産現場を修景しブランドストーリーを構築する
特集/生産現場を修景しブランドストーリーを構築する
商品や店舗が多様化し、ネットショッピングもすっかり普及した中で、他にない「『その』商品とどのように出会うか」ということが重要度を増しています。生産地の風景を感じるデザインや、つくり手から直接購入できるシステムは増えていますが、新年号の特集「生産現場を修景しブランドストーリーを構築する」では、生産の場を訪ねることで、そこで過ごす体験が商品の価値に投影されるような店舗づくりを取材しました。生産と消費、地方と都市の関係を変える可能性を秘めた、これからの商業空間の提案です。(みんなの工場 設計/アリイイリエアーキテクツ+ODS 撮影/永井泰史)
新作/Kアリーナ横浜
新作/Kアリーナ横浜
横浜・みなとみらいに開業した、2万席を有する音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」や「ヒルトン横浜」、オフィス棟「Kタワー横浜」の3施設によって構成された大規模複合開発プロジェクト。「日本のジャズ発祥の地」とされる横浜の歴史をひもといて現代的な表現に仕上げた内装や、みなとみらいの風景を一望できるバーラウンジをはじめとした「Kアリーナ横浜」のインテリアや、高級感ある内装にまとめた「ヒルトン横浜」の空間デザインを、25ページにわたって紹介します!(Kアリーナ横浜 企画/ケン・コーポレーション 設計/梓設計+イリア 撮影/エスエス)
新作/アニヴェルセル表参道
新作/アニヴェルセル表参道
表参道のシンボルの一つ「アニヴェルセル表参道」が、開館25周年を機に、大規模リニューアルを実施しました。コンセプトは「記念日の館」。1階の既存回廊に面するようにコーヒースタンドやケーキショップを新設して、表参道から「道」を引き込んだ他、結婚式に限らないさまざまな記念日を祝うことができるよう、フロアごとに多様な「祝いの場」がデザインされました。(アニヴェルセル表参道 設計/乃村工藝社+乃村工藝社 A.N.D. 撮影/志摩大輔)
特集/和と洋の飲食空間&飲食フロア環境
特集/和と洋の飲食空間&飲食フロア環境
業種特集のテーマは、「和と洋の飲食空間&飲食フロア環境」。コロナ禍を乗り越えて再び活気を見せる飲食店の、最先端のデザインを紹介します。臨場感にあふれたカウンターのみの小さなガストロノミーや、食と音楽に酔えるダイニングレストラン「ブルーノートプレイス」、各店の活気が共用部にあふれ、にぎわいが連鎖するフードホール、住宅のような心地よさを備えたレストランなど、多様なラインアップをお届けします。(BLUE NOTE PLACE Ebisu 設計/乃村工藝社 A.N.D. 撮影/ナカサ&パートナーズ)
MAGAZINE
Commercial Space Lighting vol.8 Commercial Space Lighting vol.8

4,000円(税込)

空間デザインをより豊かにするライティングについて、さまざまな角度から切り込む増刊『Commercial Space Lighting』。今回のテーマは、「豊かな体験をつくり出すライティング」。巻頭では「これからの名作照明」と題して、エウロルーチェ(サローネ国際照明見本市)で発表されたプロダクトを中心に、43点を紹介します。また、空間コンセプトを具現化する特注照明も15点掲載。照明計画については、さまざまなシーンを生み出す照明制御システムの導入事例を紹介しています。空間デザイナーやオーナーも必読の一冊です。
MAGAZINE
ホテル客室図面集 ホテル客室図面集

3,300円(税込)

これまでに月刊『商店建築』で掲載したホテルの中から選りすぐった事例に、新規掲載を加えた約40件のホテルの客室を紹介する一冊。詳細な図面の他、設計者によるテキストや写真、仕上げ材料データなど、「快適な宿泊体験」はどのようにデザインされているのかを掘り下げます。
インバウンドが戻り、全国のホテル・旅館に活気が戻りつつあります。さまざまなコンセプトの下で多様なホテルが計画され、競争がますます激化していくのは間違いありません。そしてホテルでの滞在体験を考える上で、最も重要と言えるのが、客室です。限られた面積に、いかに機能をレイアウトするか。街からの体験をどう連続させ、ホテル全体でのコンセプトをどう反映するか。そこにしかない宿泊体験のデザインを読み解きます。
MAGAZINE
GREEN is vol.4 GREEN is vol.4

3,600円(税込)

『GREEN is』vol.3の発行から約2年。みどりを取り巻く環境や空間デザインは、大きく変わりました。それでも植物に触れ、自然を感じたいという傾向は変わることなく、むしろその思いはより強いものになっているようです。今回のテーマは、「野生が息づく場のデザイン」。人がデザインした空間に植物を当てはめるのではなく、植物本来の成長や生きいきとした姿を感じる「野生の場」はいかに可能か。人間だけでなく、植物や動物も含めて共存する環境をどうつくるのか。空間設計や植物に関わるたくさんの人と考えました。すぐに実現はできなくとも、これからも問い続ける種子を見つけ、育んでもらえたらと思います。
NEXT ISSUE
24年2月号製作中!! 24年2月号製作中!!



■業種特集/進化するホテルの空間デザイン 〜注目ブランドのコレクションホテルと〈小規模宿泊施設〉

全国でのホテル出店ラッシュは、まだまだ衰えを見せません。今回のホテル特集では、東京、大阪、博多などに進出した注目ブランドの最新ホテルを掲載します。五ツ星ホテルの新拠点や、大阪での日本初上陸ブランド、代々木公園に面したインティメイトなラグジュアリーホテルなど、盛りだくさんです。また、伝説的デザイナーズホテル「イル・パラッツォ」(博多)も、開業時の理念に立ち返り、大リニューアルされました。近年需要が高まっている〈独自の世界観を持つ小規模宿泊施設〉も取材します。

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